【アニメ】ブラッククローバー熱いセリフ・名言・名シーン集ランキング!超王道ファンタジー漫画に注目!

 お読み頂きありがとうございます。
漫画『ブラッククローバー』での個人的な名言ランキングトップ10を作ってみました。

ブラッククローバーは現在週間少年ジャンプで連載している王道冒険漫画です。手塚治虫賞で佳作を受賞した福岡出身の田畠裕基さんが描いた魔法ファンタジー物語です。
内容はネタバレありとなりますのでご注意ください。 

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ブラクロ名言1:「生き延びて、自分の夢は自分でかなえろ」

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2巻でアスタたちが「白夜の魔眼」の手下を倒して団長から給料をもらい、城下町のブラックマーケットに買い物に行った時のシーンです。盗賊に襲われた際に、それを助けようとした青銅の魔法を使うセッケが盗賊の毒によって死にかけ、日和出して「あとは頼む」と言ったセッケにアスタが放った言葉です。
何気ないシーンですが、アスタの性格がわかる言葉です。結局セッケが受けた毒は全然死にいたるものではなく、命は無事だったのですが、毒に刺された時にセッケは過去のトラウマにとらわれかけたんですね。能力がないのにプライドと見栄ばかりのセッケでしたが、かつては魔導士として活躍したいという高い志があったのです。
一巻の試験でアスタに簡単に敗れてから、散々なセッケ。毒によって早くも自分の限界を悟り、駆け寄ったアスタに自分の夢を安易に託そうとします。そこにアスタが「大事なモン勝手に託してんじゃねーよ」、「生き延びて自分の夢は自分でかなえろ」と叫ぶのです。アスタの生き様がわかる言葉でした。

ブラクロ名言2:「魔法帝になってお前ら全員黙らせてやる」

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アスタの心情や運命をよく表した言葉だと思います。マルスを倒して魔法帝に呼ばれて叙勲式に参加した際に、ノエル・ヴァーミリオンの兄弟であるノゼル・シルヴァたちに「お前なんか必要ない、場違いだ」と言われ、その場を立ち去ろうとするノエルの腕を掴んで叫ぶ言葉です。
アスタたちに対して大体敵は基本的に才能や身分によって愚弄してきます。そうした運命に立ち向かい、変えるために生きて魔法帝になろうとしている、と言うアスタの心をよく表されているので、とってもいい名言です。「そんなこと言うやつ、たいしたことねえな」というアスタのセリフもいい感じです。
また、ユリウスから「魔法帝になるために実績を積め」とこのシーンの前に言われるのですが、「実績」というのがこの世界でどういった意味を持つのかをよく説明したシーンなので好きです。アスタが単に憧れから魔法帝になろうとしているのではなく、地位や身分や才能によって決まってしまう運命に立ち向かうために魔法帝になりたい、ということが伝わってきます。

ブラクロ名言3:「努力できるあなたを、私は尊敬します」

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3巻で魔法帝によって任じられた、宝物殿が眠るダンジョン攻略をしているシーンです。隣国の侵略国家ダイヤモンド王国のエリート、マルスによってノエルがやられた時に、ノエルの妹ミモザ・ヴァーミリオンが放った言葉でした。
回復魔法が使えて王家から信頼されているミモザに対して、魔法がコントロールできずに王家の恥のように扱われていいたノエルでしたが、魔力がなくとも自らの努力によって運命に立ち向かっていく姉のノエルの姿に対して、素直に尊敬し彼女に回復魔法をかけます。
王族出身でありながら運命に恵まれなかったノエルは、アスタと似ているところがあり面白いです。王家でありながら結局魔法がうまく使えないので、下民であるアスタと似た様な運命を受けているところがいいポイントです。魔力のない者が努力をして成長していく、という大きな物語のテーマを説明する名シーンです。

ヴァーミリオンのいとこフエゴレンがノエルにいう言葉です。魔法帝が招集した叙勲式でシルヴァ一族が内輪揉めしているところで、何者かが王都を狙っている状況に怯えて足踏みしているノエル。ノエルはこの前に叙勲式でエリートの兄たちに、お前は魔法の才能がないから一族にいらない存在だと野次られます。
王家出身のノエルは小さい頃から魔法がコントロールできず、才能ある兄や、魔法の使える妹のミモザと比較されて育ってきました。未だ抱き続けるコンプレックスに、敵が侵略してきているのに臆していると、フエゴレンが「戦場にそんな暇はない!」と鼓舞します。ここでノエルは才能がなくても立ち向かって運命を変えていくアスタの存在を思い出し、勇気を持つのです。
ブラッククローバーのノエルばり可愛い!
女の子は完璧な人よりちょっと弱いところのある子の方が魅力的(個人論w)
アスタもノエルと同じく魔法を使えないという致命的な欠点を持っています。ヒロインであるノエルは自分と同じ欠点を持ちならが、それでもくじけることなく魔法帝になろうと豪語するアスタの力強さに惹かれていくんですね。とってもいいシーンです。ノエルとアスタの運命共同体が伝わるシーンでした。

ブラクロ名言4:「恥ずべきは弱いものではない、弱いままの者だ」

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ヴァーミリオンのいとこフエゴレンがノエルにいう言葉です。魔法帝が招集した叙勲式でシルヴァ一族が内輪揉めしているところで、何者かが王都を狙っている状況に怯えて足踏みしているノエル。ノエルはこの前に叙勲式でエリートの兄たちに、お前は魔法の才能がないから一族にいらない存在だと野次られます。
王家出身のノエルは小さい頃から魔法がコントロールできず、才能ある兄や、魔法の使える妹のミモザと比較されて育ってきました。未だ抱き続けるコンプレックスに、敵が侵略してきているのに臆していると、フエゴレンが「戦場にそんな暇はない!」と鼓舞します。ここでノエルは才能がなくても立ち向かって運命を変えていくアスタの存在を思い出し、勇気を持つのです。
ブラッククローバーのノエルばり可愛い!

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女の子は完璧な人よりちょっと弱いところのある子の方が魅力的(個人論w)
アスタもノエルと同じく魔法を使えないという致命的な欠点を持っています。ヒロインであるノエルは自分と同じ欠点を持ちならが、それでもくじけることなく魔法帝になろうと豪語するアスタの力強さに惹かれていくんですね。とってもいいシーンです。ノエルとアスタの運命共同体が伝わるシーンでした。

ブラクロ名言5:「正しき精神を伴わなければただの暴力」

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物語の趣旨が伝わる重要なセリフでした。4巻で王国に反感を持つラデス率いる魔導士に狙われているところで、フレゴレオンが放つ言葉です。6年前にトップで魔法騎士団に入った経験があるラデスが、自分の強さを見せびらかしたいがために暴動を繰り返すところにこの言葉が放たれます。
炎魔法によってラデスのスキを付き、「相手の能力を見極めて冷静に戦えばどんなに強い相手でも必ず勝てる」と言ったのもいいシーンです。これによって相手の能力を見抜き、士気まで下げることに成功したフエゴレンの経験値の高さを伺えます。
あとでラデスのグリモワールが1ページしか書いてないことがわかるところがいいです。王家出身のエリートがたくさんいる魔法騎士団のメンバーの中で、対照的にラデスのような実力主義のキャラクターが出てくるのも面白いところです。個人的にはラデスは好きなキャラでした。フエゴレンは相手のうぬぼれや本当の実力を見抜いたわけでしたね。

ブラクロ名言6:「人は繋がっていきてるんだよ」

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シスコンのゴーシュの妹の名言。5巻で妹が連れ去られ、それを助けに行ったシスターとアスタとゴーシュが向かいました。敵が街のこどもの魔力を吸い取ろうとしているため、戦いはアスタに任せ、ひとまず妹を救出しようと自分たちだけ危険を逃れようとしたゴーシュに向けて、彼の妹が言った言葉です。

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ちょうど敵も友達欲しさにエゴイスティックな行動をとり、アスタから「責任を取るまで死なせん」と言われたばかりで、ここら辺は名言が続いているのがいい感じでした。身勝手な行動をとる兄にむけて、妹は「みんなを守るのが魔法騎士団でしょ?」と問う。さらに「カッコいいお兄ちゃんでいて」と付け加えるのです。
また、その前のシーンで魔法帝のユリウスが「魔法騎士団の仕事はこの国を守ることだ」と敵の侵略に対して言っていました。それが伏線になっています。妹に励まされて戻って来ると、アスタが逃げずに戦っています。それで初めて彼は人のために自分の鏡魔法を使おうとするのでした。

ブラクロ名言7:「テメーはテメーの守りてえもん護ってりゃいいのさ」

団長がかつて囚人だったゴーシュにいった言葉です。ゴーシュはもともと囚人で、団長に引き取られた際に団長から「てめえは守りたいもん守ってりゃいいのさ」とポジティブなこと言われています。やはり団長は名言がたくさんあります。
かつで脱獄囚だったゴーシュに出会った団長は、彼の妹想いを見て妹を養うために「うち(魔法騎士団)で働け」と提案したのでした。「俺は人のこと信用しないし、妹のことしか守んないぞ」とネガティブ発言をしてのですが、力強く男らしヤミ団長は「それがいつか人のためになる」と言ってゴーシュの欠陥をそのまま受け入れたのでした。

妹を安全なところに置いて戻って来たゴーデュは、シスターとアスタを守ることに自分の鏡魔法を人の為に使います。彼のリアルダブルは自分の現し身に注目した魔法でしたが、他人のために使うことによってより大きの魔力を引き出すことに成功し、アスタを援護することに成功したのでした。ジャンプっぽいですね!

ブラクロ名言8:「そんなアスタが私たちに戦う力を与えてくれた」

10巻の最初でフィンンラルとノエルが庭で話しているを、こっそりアスタが耳にします。そんな、とは魔力がないながら諦めずに仲間を助けるアスタの行動に対して言われています。アスタが腕を失い、ひっそりとアスタの仲間がアスタの腕を治すために治療方法を探しているシーンでした。
アスタは空に向かって、自分は魔力に恵まれなかったが、仲間には恵まれたんだなあと涙します。まさにジャンプの冒険漫画!といった感動シーンです。魔法帝ユリウスに、「魔法帝になるには実績、つまり功績と仲間からの信頼を手に入れ」と言われたシーンも思い出します。

ブラクロ名言9:「俺の仲間は違う、俺の仲間は一緒に高め合う存在だ」

ラドロスというカズレーザーみたいな敵と戦っている時にアスタが放ったセリフです。「人間には利用する者と、される者の2種類しかいない。仲間は利用する存在」と言っていたラドロスに怒りを感じ、アスタが剣でマドロスの方を裂きます。
剣が抜けないことに気がついたラドロスは、アンチ魔法の断魔の剣で肩を突き刺され、わざと日和ったふりをしてアスタを油断させようとしてんですね。マドロスは今まで人を利用して発揮将として成り上り、今回もアスタの性格を見て情に訴えかけてその場を切り抜けようとしましたが、アスタからきっぱり、「その程度では死なん!」と言われてしまいます。

「その程度では死なん。」は、物語の中で何度か言われている言葉でアスタの口癖でもあります。最初に紹介したセッケへの名シーンでも言っていました。自分コンプレックスくらいで人間は死なないよ、という含蓄も含んでいるのでしょう。アスタの力強さがわかる名言でした。

ブラクロ名言10:「お前は特別でもなんでもない、だからこそ特別な存在たりうる」

魔女はアスタが魔力を持たないが故に、この力が引き出されてコントロールできるようになっていると語りました。特別な存在でないからこそ、他の人にはない特別なことができるという深い意味が込められていてグッド。

【食戟のソーマ】 激選・最高にかっこいいシーン発表

主人公・創真を始め、実力を持つ料理人たちが研鑽し合う料理バトル漫画「食戟のソーマ」。
今回はそんな「食戟のソーマ」の最高にかっこいいシーンをまとめてみました。
「食戟のソーマ!かっこいいシーン」としてご紹介いたします!

『食戟のソーマ』概要

「食戟のソーマ」は、原作:附田祐斗、作画:佐伯俊によって週刊少年ジャンプに2012年から連載されている漫画作品。2015年4月にはテレビアニメが放送開始され、スピンオフ作品や小説も発売されている。


容赦ないふるい落としにより卒業到達人数が一桁という超絶エリート校、それが数々の世界的なシェフを卒業生として輩出してきた遠月学園だった。そこは料理が全ての世界。料理の実力があれば優遇され、なければあっけなく退学となる。生徒間トラブルの解決にさえ料理が用いられ、「食戟」という料理バトルが日々執り行われていた。
食戟とは、生徒同士の対立の際、料理の実力をもって強制的に相手を黙らせることができる制度である。単純に「どちらの品が美味いか」という公式の料理バトルであるが、そのバトルは学園によって厳重に管理されており、その勝負における物事・物品などの賭けは学園側の責任で必ず清算される。賭け金として提示する物事は、どんなものでもお互いが同意さえすれば食戟は許可され、重いものは「退学」を賭けたものから、「串打ちのコツを教えてくれ」といった軽い約束に至るまで、様々である。時と場所を問わず、お互いの同意さえあれば賭け金さえ問わない食戟は学園で日常的に行われており、幸平も様々な食戟に巻き込まれていく。

『食戟のソーマ』の名言・名セリフ

御粗末!

自分の出した料理が高評価を得たときの、創真の決め台詞である。「ごちそうさま」に対する「おそまつさま」を表す。
自分の作った料理を美味しそうに食べてくれて喜んでいる様子が伝わる、エネルギッシュなセリフ。

俺は料理人っすよ? 厨房から逃げ出してたまるかよっ!

田所の退学を賭けて、幸平は四宮と食戟をすることになった。卒業済みの四宮は学園のルールは適応されないため、同じく卒業生として宿泊研修によばれていた堂島が「非公式の食戟」を取り仕切ることになった。しかしそこで堂島が幸平に出した条件は、「田所がメインで料理し、幸平はサポートのみに徹すること」だった。食戟を仕掛けたのは幸平だが、田所が自分で実力を示さないと意味が無く、不合格を取り消すには至らないという理由からだった。
それが嫌ならこの勝負から降りろ、と言う堂島に向かって放った幸平のセリフ。料理人としてのプライドが伝わるセリフである。

でも… 失敗したっていう「経験」は得た。

宿泊研修二日目、一般人の老若男女を大量に審査員として呼び、その人達にビュッフェ形式で料理を提供するテストが行われる。彼らは自由に食べたいものを食べるが、生徒達は時間内に二百食提供を達成しないと退学になる。
幸平はスフレオムレツを作ることに決めて臨んだが、スフレの独特な食感とフワフワな外観は時間が経てば台無しになってしまうため、調理後すぐに食べる必要がある。ビュッフェでは出した料理がいつ食べられるかは客の匙加減であり、それを失念していた幸平のスフレオムレツはほとんど手に取られないまま次々ダメになっていった。

遂に来たね…田所ちゃん。小さな小さな君の庭から、羽ばたく日だ。

田所は中等部から成績が悪く、高等部進学の折も最下位成績だった。授業では緊張してしまい実力を出し切れない故のその成績だった。
そんな田所だったが、高等部で幸平と出会い、あらゆる経験を経て、ついには秋の選抜と呼ばれる一年生の料理大会の選抜選手として選ばれるまでに至っていた。そしてやってきた大会当日、田所はそれまでの自分を乗り越え、完全に開花する。実力を出し切った田所は、何十人もの選手の中から選ばれた上位四名の中に入るほどだった。


そんな大会の様子を見ていた、田所や幸平と同じ寮に住む先輩、一色のセリフ。実力はあるし努力もしているのにあがり症故に報われない田所をずっと見て来た一色の喜びが分かる。続けて来た努力は裏切らないものであると、読者に希望を与えるシーンである。

料理とは果て無き荒野そのものである。美味さも不味さも数限りなく点在する荒野、その地平線の彼方まで俺は歩いて行きたいと思っている……!

幸平はかつてない組み合わせの調理による、ゲテモノ料理を作るのが趣味だった。
「炙りゲソのピーナッツバター和え」という非常に不味い料理を作り、そのあまりの不味さに、それを食べた同級生の倉瀬を悶絶させてしまった幸平の言い訳である。
幸平は常識にとらわれない発想からくる、調理方法や食材の組み合わせのアイデアが武器である。時に駄菓子を料理に組み込んだりしていて、しかもそれが美味なのだ。文だけ見れば「料理には無限の可能性がある」という信念を表した名言ではあるのだが、その失敗作としてできたゲテモノを嬉々として他人に食べさせたがる幸平の性癖を思えば、被害者にとってはやはりただの言い訳である。

今日…アンタに勝って、得るものぜんぶ、俺の血肉にして帰るよ。

秋の選抜の予選を勝ち抜いた幸平は、本選トーナメントに進む。その第一回戦の相手、薙切アリスは、学園総帥であり食の魔王と呼ばれる薙切仙左衛門の孫娘で、優勝候補筆頭だった。そんなアリスが相手だと知っても幸平は怯まず、このセリフを言う。
料理人としての自信と執念、向上心などが見えるセリフである。

諸君の99%は、1%の玉を磨くための、捨て石である。無能と凡夫は容赦なく切り捨てられる。千人の1年生が進級する頃には百人になり、卒業まで辿り着く者を数えるには、片手を使えば足りるだろう。その一握りの料理人に君が、君が成るのだ!

遠月学園の高等部へ進学した新一年生の始業式にて、学園総帥の薙切仙左衛門のセリフ。その内容は生徒達に対しまるで容赦がない。遠月学園が厳しいエリート学校であることを表すには十分すぎるセリフである。

可哀想だよお前…。料理をする本物の喜びを、お前は知らない。

美作は高等部一年生にして、百もの食戟を経験してきた男である。しかし美作は自分の料理は作らず、「相手の作ろうとしている料理を食戟当日までに調べ上げ、同じ品を作る」ということを繰り返していた。相手と同じ料理に少しだけアレンジを加えることで、相手を一歩だけ上回る、そんな勝ち方をしてきた美作が次に目を付けたのが幸平だった。
部屋にやってきて「食戟をしよう」と提案する美作に、幸平が言ったセリフ。
料理人としての誇りなど無く、ただ食戟に勝つためだけの戦いを繰り返すことの何が楽しいのか。料理という行いに対する幸平の想いが分かる。

この学園のことは正直、踏み台としか思ってないです。

高等部へ編入した後、始業式にて、編入生代表の挨拶として幸平が壇上で宣言した。
仮にも世界屈指の料理学校のエリートたちを前に、この堂々たる姿勢である。自分は実家の定食屋で十二年間切り盛りしてきたプロの料理人であり、現場に立ったこともない学生に負ける気などさらさらない、と幸平の自信とプライドが嫌と言うほど滲み出るセリフである。

じゃあ、お前に負けたら料理人やめるわ。料理人、やめるよ。

美作は食戟で負かした相手から、その相手が使う調理道具、すなわち同時に料理人の「誇り」を奪うことを趣味としていた。これまで約百本奪って来た包丁の中には、食戟相手が母親から譲り受けた形見だという包丁もあるという。同じように幸平にも出刃包丁を賭けさせようとした美作に、対する幸平は、美作が奪ってきた包丁百本全てを要求する。それでは釣り合わないから同意できないと反論する美作だったが、幸平は「負けたら料理人やめる」と宣言した。
料理人の誇りが無いどころか他人の誇りを踏みにじるような戦いをしてきた、美作に対する怒りの程が窺い知れる。

俺らは学生である前に…料理人なんだよな。料理は何が何でも出す! 手伝えっ!

幸平が出た最初の授業は、二人一組で指定のフランス料理を時間内に提出する、テストのようなものだった。しかし、幸平は編入生代表の挨拶で多くの人間から怒りを買っており、この授業のメンバーも例外じゃない。何者かの悪意により鍋に胡椒がぶちまけられていて、鍋で煮込んでいた肉が台無しにされていた。
残り時間もわずかで、再び肉を煮込み直す時間も無い。ペアの田所は絶望に暮れるが、幸平がそんな田所に言ったセリフ。この後、はちみつが肉を柔らかくするという性質を利用して、少ない煮込み時間で肉を柔らかくし、時間内に料理を完成させた。


客からしたら店のトラブルなんか知ったことじゃない。料理人は料理を出せない言い訳はできず、ちゃんと料理を提供する責任がある。そんなプロとしての気概が分かる。

食材の値段だけで喜んでちゃ、料理人の名折れだと思うぜ。

創真が「丼物研究会」へ部活見学へ行くと、まさにそこで丼研の廃部を賭けた食戟が勃発しようとしていた。
気に入らない部活を数々廃部に追い込んできた、一年生のトップである薙切えりなが次に目を付けたのが丼研だった。えりなから送り込まれた刺客である水戸は、ミートマスターと呼ばれるほど肉への造詣が深い。水戸が丼研部長に向かって「あんたがどんな品を作ろうと、あたしの超高級肉には勝てない」と挑発しているところへ、創真が割り込んで言ったセリフである。
食材の値段だけで味の良し悪しが決まるのであれば、料理人なんか必要がなくなってしまう。創真のプロとしての誇りが見て取れる。

食戟であんたを負かしたら、田所の退学、取り消してくんないすか?

遠月学園一年生の春に行われる宿泊研修は、連日あらゆるテストが行われ基準点に達しない者は容赦なく退学になっていく厳しい合宿だった。
各テストの審査員として世界を股にかけるシェフたち、遠月学園の歴代卒業生があてがわれていた。未だ二十代にして日本人初の仏プルスポール勲章を受章する偉業を達成した卒業生、四宮が受け持ったテストの教室に、幸平と田所が割り振られる。「指定のフランス料理を基準以上の完成度に仕上げなければ退学」というもので、そこで田所が、四宮に不合格の烙印を押されてしまった。


調理に取り掛かるべく良い食材を選定していた田所だったが、カリフラワーが傷み始めていて色が悪いものしか残っておらず、漂白作用のあるワインビネガーを追加することでそれをフォローし、むしろその酸味がマッチしていて完成度は高まったと言えていた。しかしこの料理は四宮オリジナルのレシピであり、勝手に工程を変更するのは許されないと四宮は主張する。そこに「納得いかない」と幸平が割り込んでいき、何を言っても聞く耳を持たない四宮に激昂した幸平が言ったセリフ。世界で活躍する四宮に対するその申し出は、敵がどんなに強大だろうと挑戦をいとわない幸平の強さと、田所のために身を切る幸平の優しさが垣間見える。

チェンソーマンのざっくりとした紹介_神速配信

『チェンソーマン』は、藤本タツキによる日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』にて2019年1号より連載中。 ウィキペディア出版社: 集英社雑誌: 週刊少年ジャンプ作者: 藤本タツキ発表号: 2019年1号 -巻数: 既刊6巻(2020年3月4日現在)ジャンル: アクションフィクション、 ダーク・ファンタジー

チェンソーマンが超おもしろい!魅力は、主人公に「学」がないこと

2019/12/02 11:49

週刊少年ジャンプで連載中の「チェンソーマン」すごくおもしろいです。

この魅力はどう表現すればいいのか・・・というのがわからなかったのですが、担当編集の人いわく「主人公のデンジに学がない」という表現をしてて、すごくわかりやすいな、と思いました。

というので、「学がない」のが何でおもしろいのか?を書いてみます。

インタビューはこちらから:集英社の林さんに聞く、編集者から見た今の時代の作品の作り方

チェンソーマンのざっくりとした紹介

チェンソーマンをまだ読んでいない人にざっくりと説明すると・・・。

世界観的には、悪魔というものがいる世界で、公安にもデビルハンターという職業があるような感じです。

悪魔は人間に害するので、狩らないといけないんですが、悪魔は超強いので、人の身体を乗っとった「魔人」や悪魔と契約して能力を借りたりすることで、人間側は対抗しています。

つまり、バトル漫画という面でいうと、「悪魔の能力を使って、悪魔と戦うマンガ」とも言えます。

主人公のデンジは学校にもいかず、親の作った借金を返すために極貧生活をしながら、ヤクザの元で民間デビルハンターとして働いていました。

ポチタという悪魔を買っていたのですが、とある事件から、ポチタに命を救ってもらい、融合することに。そして、頭がチェンソーになって悪魔と戦うことになります。

概要

2018年12月3日発売の週刊少年ジャンプ2019年第1号より連載を開始。既刊6巻。
悪魔を狩るデビルハンターたちの壮絶な戦いを描いたホラーアクション作品だが、藤本タツキの個性的なデザインセンスやシニカルなギャグ、絶望と閉塞感漂う社会描写と、それに相反する活き活きとしたキャラクター造形が相まって独特な世界観を構築している。
物語の雰囲気も作者の映画趣味が反映されており、B級ホラーやZ級映画に見られるようなカオスフルな空気が漂っている。

作品のモチーフである工具の鎖鋸は「チェーンソー」と「チェンソー」と二つの表記があるが、この作品の正式タイトルは「チェンソーマン」。理由は担当編集の林士平氏曰く、作者の藤本タツキと打ち合わせした際に「長音が2つあると、文字面の収まりが悪い」という結論に至ったからとのこと。

試し読み 「チェンソーマン」第1話

あらすじ

悪魔の脅威にさらされている架空の現代社会。
父親が遺した多額の借金のせいで、貧乏な生活を送っていた少年デンジはチェンソーの悪魔のポチタと共にデビルハンターをしながらどうにか生きていたが、ある日残虐な悪魔に狙われてしまい…!?

おもしろい点

で、ここで秀逸なのが「すべての悪魔は名前を持って産まれ、その名前がおそられているものほど悪魔自身の力も増す。」ということです。

つまり、たとえば「ゾンビ」とか「コウモリ」とか出てきます。

主人公のデンジは、「チェンソー」の悪魔と融合して、頭をチェンソーにして戦うんですけど、チェンソーも人間にとってちょっと怖いですよね。

そして、ここが重要なんですが「悪魔と戦っているときに、恐怖を感じると、相手が強くなってしまう」ということなんですね。

しかし、主人公のデンジは、教育を受けていないので、学がありません。夢や希望もないのです。ちょっといい暮らし(パンにジャムを塗る、とかそういうレベル)をできればいいと思っている。

さらに、ちょっと頭のネジが外れています。難しいことを理解しません。

バカといえばバカなのですが、愚かなわけではありません。ただし、学がないのです。学がなく、難しいことを継続的に考えられないし、考えるつもりもない。

そこが、対悪魔に対しては絶大な力になるのです。悪魔を怖がらないから、悪魔が強くならない。この世界においては、最強になる可能性があるのです。

さらに、少年漫画の主人公なら持っていそうな「海賊王になる」とか「火影になる」「家族を守る」とかの目標があるわけでもなく、「強い奴と戦うことが好き」みたいな、過程を楽しむキャラでもありません。

仲間が死んでもたいして何も思いません。敵への復讐心もあまりありません。

「人と悪魔のどっちの味方だ?」と聞かれたときには、「俺の面倒みてくれるほう」といいます。

デンジには夢も目標も、仲間思いの何か、というのがありません。

夢と呼べるようなものは、ちゃんとした寝床で寝れて食事がとれることとか、いいなと思っている女性の胸を揉む・・・くらいです。

これが、この作品を特異なものにしている点であり、デンジの学のなさ、考えのなさが、非情な悪魔たちを倒すための希望となっているのです。

このため、戦いや日常シーンも、今まで少年漫画では見たことがないような、バカな一面が描かれていたり、どうしようもなかったりするのですが、それがまた斬新でおもしろいです。

希望が描かれており、少年漫画の王道!

週刊少年ジャンプ史上、もっとも「学がなくて、バカ」な主人公ともいえます。

たとえばドラゴンボールだって、学はあまりなく、バカっぽい感じではありますが、強いやつと戦いたい、という点はありますし、悟空は心もキレイです。守らないといけないシーンでは世界を守りますし、仲間の死には当然怒ります。

しかし、本当に学がなく、愛情も教育も受けていなかったとしたら・・・。デンジのようになるのではないかと思います。

少年漫画でそういう描き方をするのは奇をてらっているだけでは?と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。チェンソーマンは、ちゃんと少年漫画らしい「希望」があるのです。その意味では、王道とすら思います。

2019年には、映画のJOKERが話題でした。徹底的に恵まれない環境下、という点は同じですが、それが社会への攻撃になるのではなく、その学のなさ、考えの浅さ、そのものが人類を救う希望になる、、という点で、JOKERとは別の爽快感があります。

というわけで、チェンソーマンは、少年漫画の代表作にすらなり得ると思っているので、未

登場人物

公安のデビルハンター達

デンジ

相棒


本作の主人公。悪魔を殺す非正規デビルハンターの少年。父の残した借金返済のために極貧生活を強いられていたが、悪魔に憑りつかれたヤクザに襲われた事件がきっかけで、後述の能力を得て、正規のデビルハンターとして公安に「飼われる」ことになる。
極貧生活が長かったため教養がなく、あまり大層な欲望や展望を持っていない。良くも悪くも自分に素直な性格。従順さや素朴さが災いして他人に良いように利用されることが多い。

チェンソーマン!


ポチタの心臓を受け継いだ際、血の摂取によって「身体を再生させられる能力」と胸から生えたスターターグリップを引いて「チェンソーの悪魔になる能力」を得た。
前者は悪魔なら全個体が持っている能力。デンジはこれのおかげで今まで売っ払ってきた臓器や全身ぶつ切りになった身体すら完治させた。後者は攻撃力は高いが自身の肉体も傷付けてしまう諸刃の剣であるため、血を消耗した状態だと安易に使えない欠点を持つ。

ポチタ

ポチタ


犬に似た姿をした「チェンソーの悪魔」。死にかけていた際にデンジと出会い、血を提供してもらう代わりにデンジと契約を交わしパートナーになる。基本的に「ワン」としか鳴かないが意思は通じているようで、デンジと協力して悪魔を切ったり木を切ったりで日銭を稼ぎ、仲良く暮らしていた。
自身の心臓をデンジに渡したあとは文字通り一心同体となったが、意思の疎通は出来ない様子。マキマが言うにはデンジの中で生命活動を続けているが、デンジとポチタの状態はあまり例を見ないという。
デンジの胸から生えているスターターグリップはポチタの尻尾部分に当たる。

マキマ

マキマさん


公安退魔特異4課を取り仕切っているリーダー。デンジ達の上司で、彼と早川にとっては命の恩人でもある。
シビアなスタンスの発言をしばしばするものの、度量が広く慈愛の精神も持ち合わせる不思議な雰囲気の女性。
悪魔との融合という特殊な状態にあるデンジを自らの部隊に招き入れ、職と生活を与えた。ただし、デンジが公安を辞めるか問題を起こした場合にデンジは殺処分になるとのこと。

早川アキ

コン


公安退魔特異4課所属のデビルハンターで、デンジの先輩にあたる。「狐の悪魔」と契約している。
過去に家族を皆殺しにされたため、悪魔に対して強い復讐心を持つ。それ故に公安のデビルハンターとしての目的意識が薄いデンジのことを嫌っているが、実直な性格ゆえに先輩として指導はしている。
マキマには色々な意味で頭が上がらないようで、彼女からの命令でデンジと同居し、普段の生活の世話をしている。見張りでもあり、デンジが逃げるようであれば殺していい許可が出ている。
常識人ポジションであるためか気苦労が多く、先輩を敬わないデンジと喧嘩になることもしばしば。

パワー

パワーちゃん の ようなもの


公安退魔特異4課所属のデビルハンターで、デンジのバディ。「血の悪魔」が人間の死体に憑依した「魔人」と呼ばれる存在。魔人の特徴として頭部が変異しており、角が生えている。悪魔の力を取り込んだ人間であるデンジとは対になる存在と言える。
悪魔らしく好戦的で興奮しやすい性格で、戦闘の際には血を凝固させ様々な武器にして攻撃する。支離滅裂な言動が目立つが魔人としては理性が高い方。本能的に人間を嫌っているが、マキマからは逃げられないと言って彼女には従っている。
猫とだけは仲良くできるらしく、ニャーコと名付けた猫と共に暮らしている。

姫野

姫野先輩


公安退魔特異4課所属の古参デビルハンター。早川の先輩に当たる人物で、見目麗しい隻眼美女。人なつっこく茶目っ気のある人物だが、デビルハンターらしい現実主義者でもある。右目を「幽霊の悪魔」に喰わせて契約を結んでおり、不可視の状態で自在に操る。
人肌恋しいのか趣味なのか、男女問わずやたらとスキンシップをする素敵な先輩であり、色んな意味で後輩達からは慕われている。

東山コベニ

コベニちゃんrkgk


公安退魔特異4課所属の新米デビルハンター。姫野曰く「引っ込み思案だけどかなり動ける」。二十歳になったばかりのド新人であり、経験不足と臆病な性格が相まっていつもオドオドしている。実家が貧乏であったが故に、風俗との二択でデビルハンターになった不憫な女の子。

荒井ヒロカズ
公安退魔特異4課所属の新米デビルハンター。姫野曰く「実力不足だけどやる気は十分」。厳つい威丈夫だが、性格は真面目で優しい正義感溢れる好漢。姫野を非常に慕っている。

その他

サムライソード

【チェンソーマン】サムライソード


かつてゾンビの悪魔と契約し、デンジを襲ったヤクザの孫。左手を鞘のように引き抜く事で、「刀の悪魔」に変身できる。最愛の祖父を殺したデンジに復讐心を抱いている。

沢渡アカネ

刀マンとへび女


(画像右)
サムライソードらヤクザと共に特異課を襲撃した元民間のデビルハンター。ヘビの悪魔と契約している。

レゼ

レゼ


ある雨の日にデンジが出会った謎の少女。デンジに好意を寄せているように見えるが…?

銃の悪魔
アメリカで出現した非常に強大な悪魔。僅か5分程で全世界で120万人以上の犠牲者を出し、現在まで消息を絶っている。作中で暗躍している影の勢力は彼の崇拝者達であり、公安退魔特異4課が血眼になって追っている最終ターゲットである。