チェンソーマンのざっくりとした紹介_神速配信

『チェンソーマン』は、藤本タツキによる日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』にて2019年1号より連載中。 ウィキペディア出版社: 集英社雑誌: 週刊少年ジャンプ作者: 藤本タツキ発表号: 2019年1号 -巻数: 既刊6巻(2020年3月4日現在)ジャンル: アクションフィクション、 ダーク・ファンタジー

チェンソーマンが超おもしろい!魅力は、主人公に「学」がないこと

2019/12/02 11:49

週刊少年ジャンプで連載中の「チェンソーマン」すごくおもしろいです。

この魅力はどう表現すればいいのか・・・というのがわからなかったのですが、担当編集の人いわく「主人公のデンジに学がない」という表現をしてて、すごくわかりやすいな、と思いました。

というので、「学がない」のが何でおもしろいのか?を書いてみます。

インタビューはこちらから:集英社の林さんに聞く、編集者から見た今の時代の作品の作り方

チェンソーマンのざっくりとした紹介

チェンソーマンをまだ読んでいない人にざっくりと説明すると・・・。

世界観的には、悪魔というものがいる世界で、公安にもデビルハンターという職業があるような感じです。

悪魔は人間に害するので、狩らないといけないんですが、悪魔は超強いので、人の身体を乗っとった「魔人」や悪魔と契約して能力を借りたりすることで、人間側は対抗しています。

つまり、バトル漫画という面でいうと、「悪魔の能力を使って、悪魔と戦うマンガ」とも言えます。

主人公のデンジは学校にもいかず、親の作った借金を返すために極貧生活をしながら、ヤクザの元で民間デビルハンターとして働いていました。

ポチタという悪魔を買っていたのですが、とある事件から、ポチタに命を救ってもらい、融合することに。そして、頭がチェンソーになって悪魔と戦うことになります。

概要

2018年12月3日発売の週刊少年ジャンプ2019年第1号より連載を開始。既刊6巻。
悪魔を狩るデビルハンターたちの壮絶な戦いを描いたホラーアクション作品だが、藤本タツキの個性的なデザインセンスやシニカルなギャグ、絶望と閉塞感漂う社会描写と、それに相反する活き活きとしたキャラクター造形が相まって独特な世界観を構築している。
物語の雰囲気も作者の映画趣味が反映されており、B級ホラーやZ級映画に見られるようなカオスフルな空気が漂っている。

作品のモチーフである工具の鎖鋸は「チェーンソー」と「チェンソー」と二つの表記があるが、この作品の正式タイトルは「チェンソーマン」。理由は担当編集の林士平氏曰く、作者の藤本タツキと打ち合わせした際に「長音が2つあると、文字面の収まりが悪い」という結論に至ったからとのこと。

試し読み 「チェンソーマン」第1話

あらすじ

悪魔の脅威にさらされている架空の現代社会。
父親が遺した多額の借金のせいで、貧乏な生活を送っていた少年デンジはチェンソーの悪魔のポチタと共にデビルハンターをしながらどうにか生きていたが、ある日残虐な悪魔に狙われてしまい…!?

おもしろい点

で、ここで秀逸なのが「すべての悪魔は名前を持って産まれ、その名前がおそられているものほど悪魔自身の力も増す。」ということです。

つまり、たとえば「ゾンビ」とか「コウモリ」とか出てきます。

主人公のデンジは、「チェンソー」の悪魔と融合して、頭をチェンソーにして戦うんですけど、チェンソーも人間にとってちょっと怖いですよね。

そして、ここが重要なんですが「悪魔と戦っているときに、恐怖を感じると、相手が強くなってしまう」ということなんですね。

しかし、主人公のデンジは、教育を受けていないので、学がありません。夢や希望もないのです。ちょっといい暮らし(パンにジャムを塗る、とかそういうレベル)をできればいいと思っている。

さらに、ちょっと頭のネジが外れています。難しいことを理解しません。

バカといえばバカなのですが、愚かなわけではありません。ただし、学がないのです。学がなく、難しいことを継続的に考えられないし、考えるつもりもない。

そこが、対悪魔に対しては絶大な力になるのです。悪魔を怖がらないから、悪魔が強くならない。この世界においては、最強になる可能性があるのです。

さらに、少年漫画の主人公なら持っていそうな「海賊王になる」とか「火影になる」「家族を守る」とかの目標があるわけでもなく、「強い奴と戦うことが好き」みたいな、過程を楽しむキャラでもありません。

仲間が死んでもたいして何も思いません。敵への復讐心もあまりありません。

「人と悪魔のどっちの味方だ?」と聞かれたときには、「俺の面倒みてくれるほう」といいます。

デンジには夢も目標も、仲間思いの何か、というのがありません。

夢と呼べるようなものは、ちゃんとした寝床で寝れて食事がとれることとか、いいなと思っている女性の胸を揉む・・・くらいです。

これが、この作品を特異なものにしている点であり、デンジの学のなさ、考えのなさが、非情な悪魔たちを倒すための希望となっているのです。

このため、戦いや日常シーンも、今まで少年漫画では見たことがないような、バカな一面が描かれていたり、どうしようもなかったりするのですが、それがまた斬新でおもしろいです。

希望が描かれており、少年漫画の王道!

週刊少年ジャンプ史上、もっとも「学がなくて、バカ」な主人公ともいえます。

たとえばドラゴンボールだって、学はあまりなく、バカっぽい感じではありますが、強いやつと戦いたい、という点はありますし、悟空は心もキレイです。守らないといけないシーンでは世界を守りますし、仲間の死には当然怒ります。

しかし、本当に学がなく、愛情も教育も受けていなかったとしたら・・・。デンジのようになるのではないかと思います。

少年漫画でそういう描き方をするのは奇をてらっているだけでは?と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。チェンソーマンは、ちゃんと少年漫画らしい「希望」があるのです。その意味では、王道とすら思います。

2019年には、映画のJOKERが話題でした。徹底的に恵まれない環境下、という点は同じですが、それが社会への攻撃になるのではなく、その学のなさ、考えの浅さ、そのものが人類を救う希望になる、、という点で、JOKERとは別の爽快感があります。

というわけで、チェンソーマンは、少年漫画の代表作にすらなり得ると思っているので、未

登場人物

公安のデビルハンター達

デンジ

相棒


本作の主人公。悪魔を殺す非正規デビルハンターの少年。父の残した借金返済のために極貧生活を強いられていたが、悪魔に憑りつかれたヤクザに襲われた事件がきっかけで、後述の能力を得て、正規のデビルハンターとして公安に「飼われる」ことになる。
極貧生活が長かったため教養がなく、あまり大層な欲望や展望を持っていない。良くも悪くも自分に素直な性格。従順さや素朴さが災いして他人に良いように利用されることが多い。

チェンソーマン!


ポチタの心臓を受け継いだ際、血の摂取によって「身体を再生させられる能力」と胸から生えたスターターグリップを引いて「チェンソーの悪魔になる能力」を得た。
前者は悪魔なら全個体が持っている能力。デンジはこれのおかげで今まで売っ払ってきた臓器や全身ぶつ切りになった身体すら完治させた。後者は攻撃力は高いが自身の肉体も傷付けてしまう諸刃の剣であるため、血を消耗した状態だと安易に使えない欠点を持つ。

ポチタ

ポチタ


犬に似た姿をした「チェンソーの悪魔」。死にかけていた際にデンジと出会い、血を提供してもらう代わりにデンジと契約を交わしパートナーになる。基本的に「ワン」としか鳴かないが意思は通じているようで、デンジと協力して悪魔を切ったり木を切ったりで日銭を稼ぎ、仲良く暮らしていた。
自身の心臓をデンジに渡したあとは文字通り一心同体となったが、意思の疎通は出来ない様子。マキマが言うにはデンジの中で生命活動を続けているが、デンジとポチタの状態はあまり例を見ないという。
デンジの胸から生えているスターターグリップはポチタの尻尾部分に当たる。

マキマ

マキマさん


公安退魔特異4課を取り仕切っているリーダー。デンジ達の上司で、彼と早川にとっては命の恩人でもある。
シビアなスタンスの発言をしばしばするものの、度量が広く慈愛の精神も持ち合わせる不思議な雰囲気の女性。
悪魔との融合という特殊な状態にあるデンジを自らの部隊に招き入れ、職と生活を与えた。ただし、デンジが公安を辞めるか問題を起こした場合にデンジは殺処分になるとのこと。

早川アキ

コン


公安退魔特異4課所属のデビルハンターで、デンジの先輩にあたる。「狐の悪魔」と契約している。
過去に家族を皆殺しにされたため、悪魔に対して強い復讐心を持つ。それ故に公安のデビルハンターとしての目的意識が薄いデンジのことを嫌っているが、実直な性格ゆえに先輩として指導はしている。
マキマには色々な意味で頭が上がらないようで、彼女からの命令でデンジと同居し、普段の生活の世話をしている。見張りでもあり、デンジが逃げるようであれば殺していい許可が出ている。
常識人ポジションであるためか気苦労が多く、先輩を敬わないデンジと喧嘩になることもしばしば。

パワー

パワーちゃん の ようなもの


公安退魔特異4課所属のデビルハンターで、デンジのバディ。「血の悪魔」が人間の死体に憑依した「魔人」と呼ばれる存在。魔人の特徴として頭部が変異しており、角が生えている。悪魔の力を取り込んだ人間であるデンジとは対になる存在と言える。
悪魔らしく好戦的で興奮しやすい性格で、戦闘の際には血を凝固させ様々な武器にして攻撃する。支離滅裂な言動が目立つが魔人としては理性が高い方。本能的に人間を嫌っているが、マキマからは逃げられないと言って彼女には従っている。
猫とだけは仲良くできるらしく、ニャーコと名付けた猫と共に暮らしている。

姫野

姫野先輩


公安退魔特異4課所属の古参デビルハンター。早川の先輩に当たる人物で、見目麗しい隻眼美女。人なつっこく茶目っ気のある人物だが、デビルハンターらしい現実主義者でもある。右目を「幽霊の悪魔」に喰わせて契約を結んでおり、不可視の状態で自在に操る。
人肌恋しいのか趣味なのか、男女問わずやたらとスキンシップをする素敵な先輩であり、色んな意味で後輩達からは慕われている。

東山コベニ

コベニちゃんrkgk


公安退魔特異4課所属の新米デビルハンター。姫野曰く「引っ込み思案だけどかなり動ける」。二十歳になったばかりのド新人であり、経験不足と臆病な性格が相まっていつもオドオドしている。実家が貧乏であったが故に、風俗との二択でデビルハンターになった不憫な女の子。

荒井ヒロカズ
公安退魔特異4課所属の新米デビルハンター。姫野曰く「実力不足だけどやる気は十分」。厳つい威丈夫だが、性格は真面目で優しい正義感溢れる好漢。姫野を非常に慕っている。

その他

サムライソード

【チェンソーマン】サムライソード


かつてゾンビの悪魔と契約し、デンジを襲ったヤクザの孫。左手を鞘のように引き抜く事で、「刀の悪魔」に変身できる。最愛の祖父を殺したデンジに復讐心を抱いている。

沢渡アカネ

刀マンとへび女


(画像右)
サムライソードらヤクザと共に特異課を襲撃した元民間のデビルハンター。ヘビの悪魔と契約している。

レゼ

レゼ


ある雨の日にデンジが出会った謎の少女。デンジに好意を寄せているように見えるが…?

銃の悪魔
アメリカで出現した非常に強大な悪魔。僅か5分程で全世界で120万人以上の犠牲者を出し、現在まで消息を絶っている。作中で暗躍している影の勢力は彼の崇拝者達であり、公安退魔特異4課が血眼になって追っている最終ターゲットである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です